~ヘッダー&アイコン屋さんはじめました~

注意欠陥障害だけど運転免許を取っちゃった話。

発達障害

こんにちは!まいみゅーです。

自分は車の運転をしちゃいけない部類の人間だろうなという自覚が昔からあったので、自動車運転免許を所持していなかったのですが、今年取らざるを得ない状況に追い込まれたので教習所に通うことに。
これが自分がADHDであるという事が発覚したきっかけにもなりました。

こんなわたしでも無事に自動車運転免許を取得することが出来ましたので、免許取得を考えている方の参考材料になればと思って体験談を残すことにしました。

今はすっかりペーパードライバーです。

自動車教習所に通うきっかけ

当時勤めていた会社が、最寄駅から徒歩1時間半という大変不便な場所にありました。
わたし以外の社員は100%マイカー通勤です。

わたしは自宅の隣の駅からバスで通勤していたのですが、総務のおじさんの心証はとても良くありません。
交通費が他の社員と比べて高い為、入社してから事あるごとに嫌味を言われ続ける日々でした。

そんなある日、通勤に使っていたバスの廃線が決定。
代替の交通手段は電車を2本乗り継いで遠くの駅から更にバスで移動というものでした。
しかもバス本数が極端に少なく、朝と夜とで別の駅から別バス会社を使わないといけません。
当然総務のおじさんの嫌味は更にエスカレートします。

始発で移動しても就業時間前にギリギリ到着するかんじで、悪天候の日はバスの遅延で遅刻するのが確実でした。
「明日は雪なので遅刻すると思います。ご迷惑お掛けします。」
こんな感じで前もって事前に他の社員に頭を下げるも、前もって遅刻を宣言する精神が気に食わないとか言われる始末です。

免許を取れというプレッシャーが日に日に強くなり、土日を利用して働きながら自動車教習所に通うことになりました。

わたしが通った自動車教習所について

わたしが住む街には2つの教習所があります。
営業時間はどちらも、20時までで、仕事が終わってから通うとなると時間的に難しい。

最寄の教習所は非常に厳しいとの噂で、知り合いはもう片方の教習所に通う人が多かったです。
しかし働きながらという事情を考慮すると、自宅から近い方が良いかなという事で最寄の教習所を選択。

運転免許取得費用は年齢によって変わります。
学生さんなら学割なども利用できます。
わたしは既に社会人でしたので、基本料金が高めです。
オプション込々で費用は約34万円也。
本免学科の試験料や交通費を併せると36万円くらい掛かりました。
付けたオプションは以下のふたつ

  • オプション1:土日祝日で優先的にスケジュールをとれる物
  • オプション2:何度不合格を貰っても期間内は追加料金が発生しない安心パック

2月の教習所繁盛期に入校した為、教習所内は地元の高校生で溢れかえっていました。
待合室では共通の知り合いの話をしたり、友達同士で一緒に勉強をしていたりしている姿はとても微笑ましいものでしたが、そこに一人で大人が混じると非常に孤独でした。

教習第一段階

技能講習

小さいころから自宅に車が無いので、移動は常に電車です。
運転に関する知識は全くと言って無いと言っても過言ではありません。
上手にまっすぐ走ることも、カーブを上手に曲がることもできず、アクセルを踏んでスピードを出す事すら恐怖でした。

はじめの頃はクリープ現象の加速だけで前進していましたが、車はペダルを踏んではじめて動き出すものだと思い込んでいたので、ペダルを踏んでいないのに勝手に前に進むというこのクリープ現象もかなりの恐怖の源でした。

実技に関して言えば、頭で考えるより感覚で習得していくことが大事だと思います。
車の運転はスポーツです。

わたしは土日しか通う事が出来なかったので、今週練習して覚えた事も、来週には出来なくなっていてやり直しになるといった事もありました。
可能なら、なるべく時間を空けずに乗車した方が良いです。

学科講習

とても眠かったです。
しかし居眠りしたら退場というルールがありました。
退場になったらもちろん修了のハンコも貰えずまた一から受け直しです。

ビデオを見ながら時折解説というスタイルですが、学科講習は講師の当たり外れを強く感じました。
指導員の声質やしゃべり方によっては眠気との戦いです。

ガチガチの学科試験対策として授業を進める指導員がいる一方で、車の中に置いてあるマスコットの勢力図など試験に無関係な話に時間を費やす方、試験対策にはならないけれど、運転するときに為になる話を多くしてくれる方等、様々な指導員がいました。

講師が全てを教えてくれるという期待はせず、しっかりビデオを見ることが重要です。
1度講習を受けたからと言って覚えられるかというと個人的には微妙でしたので、空き時間を利用して教本を何度も読むことが大切だと思います。

仕事など

働きながらの教習所通いは体力、メンタル共にかなりハードでした。

土日は朝から晩までぎっしりスケジュールを埋められました。
通勤時間や帰宅後は教本を読んで自習しないと頭に入りません。
通勤の為という理由で通学しているわたしにとって、土日も空き時間も仕事している様な感覚です。

そんな生活をしていたら、普段はやらないような大きなミスをやらかすようになりました。
元々ケアレスミスが多く、入社時から怒りっぽい先輩に毎日怒鳴られていましたが、さすがに優しく接してくれてた人の機嫌も悪くなっていきました。

この時あまりに怒鳴られすぎて対人恐怖症に陥りました。
お前の笑顔が気に食わないという事で、職場で笑う事も禁じられました。
長くなるので割愛しますが、プライベートでも人間不信になる出来事が多発していました。

自動車は簡単に人を殺せる乗り物です。
だから必要以上に厳しく接してくる教官もいらっしゃいます。

それはそういうお仕事だから仕方が無いし、ある種の愛であることは頭で理解できています。
しかし怒鳴られることが完全にトラウマになっている+知らない人と密室でふたりという状況が精神的を更に追いこんで行きました。

仕事で迷惑を掛けない様に業務の勉強をしたり、工夫をしてミスを減らそうと試みましたが、時間と心の余裕はその分蝕まれていきます。

そしてパワハラが頂点に達して仕事中に過呼吸を起こしました。
なんとなくは予感はしていましたが、この時はじめてはっきりと自分が発達障碍者(ADHD)であることを告げられました。

第一段階見極め+仮免

とにかく会社はすぐに辞めなさいとだけ言われたので、会社を退職。
この時点で第一段階の講習は全て終えていて、仮免に臨むだけという状況でした。

かかり付けの医師には教習所に通っていることを伝えたのですが、特に何も言われませんでした。

体調はすこぶる悪かったのですが、既にお金を一括で振り込んでしまっていたので、母親に死んでも行けと言われ教習所は続けて通う事に。
教習所に行く日は薬を飲まないようにしました。

仮免学科試験

とにかく教本読んで練習問題説くしかない。
わたしの通っていた教習所では学科の見極め試験を90点以上で2回合格しないと仮免には進めないシステムでした。
3回90点以下をとると補講を受けないと見極め試験を受けられません。
学科の見極めは何度も落ちて補講にも何度も行きました。

運転免許の試験問題は、独特な文法なので、ロジックを理解していてもひっかけ問題にひっかかります。
MUSASHIという教習所が提携しているWEB問題集を、ひたすらやりこみました。
見極めで苦労したせいか、仮免学科は1発で合格することができました。

仮免技能試験

学科の見極め合格に時間がかかってしまったのと、体調が悪く乗車しない期間が少しあったので仮免は苦労しました。
この頃対人恐怖症がMAXだったので、とにかく人が怖いし、人に評価されるのも怖い。
緊張のあまり車に乗車する前に何もないところで、派手にこけたり、シートベルト締め忘れたり、コースを間違えてしまったりと失敗の連続でした。

5回は不合格になったと思います。
1度落ちると補講があるのですが、補講の時はバッチリでした。

でもなぜか試験ではやらかしていまうんです。
自分に何が起きているのか分からなくなり、ずっと禁煙していたタバコをまた吸い始めてしまいました。

運転技術というよりは自分の精神状態との戦いでしが、どうにか合格。

第二段階

第二段階からは路上教習です。
第一段階でかなり苦労したので、第二段階でもそれ相応の苦労をするんだろうなと覚悟していました。
路上に出るという事は、一つの間違いで事故を起こしてまう危険もあるので、とにかく不安で仕方がなかったです。

第二段階は学科、技能共に卒業試験まで全科目ストレート合格でした。
第一段階での失敗が良かったんでしょうか?
今までが嘘のように指導員の方に運転上手いねって褒められました。
なのであんまり苦労した記憶が残っていないです。
今思えば第一段階で苦労して良かったなと思います。

常に不安でオドオドしていたので、それも良かったのかもしれません。
とにかく自分は注意力が足りない人間だから人一倍気をつけなきゃと、合否にはこだわらず事故だけ起こさないように慎重に慎重に運転しました。

学科はひたすらMUSASHIを解く日々でした。
あと教習所で県内では有名な予備校の問題集を配ってくれたので、それをひたすら解きました。
第二段階の学科は、第一段階の範囲も試験範囲に入ってきます。
新しい事を覚えるだけでなく、復習が肝です。

体調は依然悪かったのですが、仕事を辞めた事も有って時間と心に余裕が出来ました。
教官への人見知りも少し落ち着きました。
運転免許取得に集中できる環境が出来たこともあって順調に卒業試験を一発合格で終えました。

本免試験

指定校に行っていたので技能試験は免除です。
学科のみの受験でした。

教習所の学科の卒業試験は98点だったので次の日さっそく受けに行きました。
結果は不合格でした。
今まで説いてきた問題とは難易度が違うと感じました。
法律を正しく理解しているかつ、運転免許試験独自の文法を読み解く力が試されます。
とにかく日本語なのに何言ってるかわからないと思うよな問題がいっぱいありました。

調べてみると都道府県で学科の難易度は違うようです。
わたしが住んでいる県は特に厳しいそうで、試験の合格率は70%くらいだとか。
合格者の受験番号が発表されるときに、不合格者の番号が表示される部分は空白になるシステムでしたので、おおよその合否数が目視できます。その日の試験の合格率は50%くらいだと思います。

県内にある免許センターはひとつだけで、自宅からかなり遠いし電車賃も高い。
次は絶対に合格しないとと決心して、2週間ほど学科試験の勉強に取り組みました。

今までのように教本を読んでMUSASHIを解いたりもしましたが、知識がしっかり定着しているなら予備校の練習問題の方が実際の試験に出る問題文に近いので、そちらを重点的に回しました。
文法対策だとか、ひっかけ問題をネットで調べて解いたりもしました。

そんな甲斐もあって、2週間後2度目の試験で無事に合格することが出来ました。

免許取得後

免許を取得してから一度も車に乗っていません。
自家用車もありませんし、通勤するための足として取得しようと思っていたのに、会社は辞めちゃいましたから。

その後医師と相談して、別に運転に支障がないんだったら乗ってもいいよ?とは言われていますが、しっかり安全運転する自信がありませんので乗っていません。
万が一また必要に迫られてしまったら、ペーパードライバー講習とか、プライベート講習とかしっかり受講した上で乗ります。

でも運転自体は楽しくて好きなので、教習所みたいな安全なコースで自由に運転できる機会があったらしたいなぁと思います。

車の運転は常に気を張らないといけませんし、教習所では覚えることも怒られることも沢山あります。
可能であれば、自動車教習所に通う時は、他の事と両立など考えず、免許取得だけに集中したほうが良いと思います。


最後まで読んでくれてありがとう

苦労はしたけど免許取って良かったと今は思います。

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ドジっ子をこじらせた結果ADHDであることが発覚。
ぽんこつ人間から進化して、自分らしく生きるためにフリーランスでデザインの道を志すことを決意。
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