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日本一意識の低い自己啓発本。発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術を読んでみた。

発達障害

こんにちは!まいみゅーです。

発達障害は病気ではありませんが、拗らせるとうつ病などの二次的精神障害に苦しむ事があります。

わたしもADHDでまともな社会生活が遅れていない人です。

発達障害にもADHDやASDなどいろんな種類があり、症状も生活を困らせる悩みも個人差が大きいですが、 工夫や治療に励んだことによってまともな社会生活を維持できている方も多くいらっしゃいます。

発達障害に悩む仲間はどんな方法で生活中の悩みを切り抜けて、社会生活を送っているのか気になります。

そこで今日は借金玉さんの
『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』を読んでみました。

この本のキャッチコピーはとても印象的です。

日本一意識の低い自己啓発本

どんなことが書いてあるのかなと、ずっと気になっていたので読んでみました。

ADHDには意識高い生活は続かないもんね(;^_^A

本の紹介

著者:借金玉さんの紹介

名前:借金玉
ブログ:発達障害就労日誌

ADHDとASDの傾向があり、処方薬によって症状を抑えながら何とか生活できている。

大学を卒業後は金機関勤務を経て企業するも失敗。
借金玉という名前は、企業失敗によって背負った借金がある事が由来。

現在は営業マンとして再就職。
ご自身のブログやTwitterで情報を発信したり、 本や雑誌の連載を執筆しています。

発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術を読んでみた。』 の紹介

生活( 仕事がメイン)の中で発達障害者が困っているであろう問題のライフハック法をメインに、お酒や薬の依存についての借金玉さん体験談+克服方法や二次的精神障害について、5章に渡り綴っています。

あくまで借金玉さんご自身の体験や価値感を元に語られているので、医療的に推奨できない話もあるのですが、その辺りもしかっり本書の中で問題点の指摘&カバーを巻末に精神科医の熊代 亨さんの解説と付け書きの中でされています。

ぽんこつ人間の『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術を読んでみた。』読書感想文。

日本一意識の低い自己啓発本とはどんなとんでもない事が書いてあるんだろう?

キャッチピーを最初に見たときの第一印象です。

とんでもない事も一部には書いてあるっちゃあるんですけど、読んでみると90%くらいは常識的なモラルに基づいた話だったので安心しました。

自分は天才では無いと知る所からがスタート

「僕はジョブスではない」と理解するのに30年かかった。

前書きに書いてあるエピソードなんですけど、天才には発達障害の人が多いという逸話が良く語られた時期がありました。

著者の借金玉さんが、発達障害と診断されたのは大学生の頃だそうです。

わたしは30歳を過ぎてから診断されましたが、小学生の頃には典型的な症状が出ていたので、多分自分は発達障害なんだろうなという自覚がありました。

なので「天才と自分は同じ生き物かもしれない」と錯覚を起こす気持ちはとても理解できます。

普通の人と同じ事が出来なくて苦しんでいるのだから、きっと特別な才能があるに違いない!

そう思わないとやってられないかったという気持ちもあります。

でも現実はやらなきゃいけない事が出来なかったり、とても簡単な作業で凡ミスを繰り返したりと、凡人以下の人間であるという事を思い知らされ、精神的に傷ついて行くのが発達障害の王道ではないかと考えています

『ぶっこみ』『一覧性』『集中アクセス』

何故ADHDの人間は物を忘れたり無くしたりするのか?

ADHDの人は特に物を無くしたり、見つけられなかったり、忘れたリすることが多いと思います。
何故そんな困ったことが起きるのかと言うと、無作為にいろんな場所に物を散りばめてしまうからなんですよね。

わたしも実践しますが、とくかく固定の位置になるべく集めて置いて置くというのが重要です。

本の中ではこの『ぶっこみ』『一覧性』『集中アクセス』の3大原則を元に使いやすいビジネスバックの選び方や書類管理の方法等が書かれています。

第一章は道具を上手く使って悩みを解決していこうという趣旨のアドバイスが並んでいるのですが、私自身似たような対策をしていて、答え合わせとそこに肉付けするヒントを貰えた気がしました。

発達障害の一番の悩みは人間関係

自分の所属する部族の掟を知ろう。

全ての会社は『部族』であると、著者は主張しています。

著者の言う『部族』とは、今も自然と共に原始的な生活をしてる少数民族の事を指しています。
ひとつの部族の中には部族にしかわからない独自の掟があるという事です。

『部族の掟』って言葉で聞くと掟を守らないと殺されてしまいそうな強いイメージを受けますが、どんなに文明が発達しても人間は所詮動物です。

原始的な生活を送る部族の人たちと根本的には変わらないので、そう考えるとシンプルですね。

ひとつの部族の中ではお金ではない利益のある通貨取引で、人間関係がなりたっている。
独特の視点から人間関係を切り開くアドバイスが書かれていました。

発達障害と二次的精神障害や依存について

・スケジュールをたてるときは「何もせず休む時間」を一番最初に確保しよう
・酒」と「薬」は飲んでも呑まれるな
・死なない事が最優先

発達障碍者が一番危惧するのが、二次的精神障害です。
うつなどの二次的な精神障害を発症した結果お酒や処方薬の乱用に陥ってしまう話もよく耳にします。

借金玉さんも、自殺未遂やアルコール依存症の末入院経験があるそうです。

今まで服用した薬についてのレビューもあります。
副作用や個人差があるので万人に効くとは限りませんが、服用の方法だとか失敗談も含め参考になりました。

ヤバいと思ってから病院に駆け込むのでは遅い

本の中でも語られていますが精神的なダメージは気づいた時では遅すぎるんですよね。
困ってから病院に行くのでは遅いのです。

日頃からの意識的なケアが大事だと思います。

発達障害に困る人の多くは意識的に「休む」という行為が苦手な人が多いのではないでしょうか?
わたしも「先延ばし癖」の末に追い込まれて「過集中」で力尽きるという体験を何度もしています。

先延ばしている時間は、頭の中に一応ぼんやりと不安をかかえてはいるので、行動はしていなくてもしっかりと休むというプロセスを行えていません。

調子が良いときでも、まず「何もせず、何も考えずに休む時間を作る」事を意識するというのはとても大事だと思います。

何もしない事で退屈を感じ始めたら面倒な事も自然と体も動きます。

一番危険なのは吹雪がやんだ後に山を降りる時。

精神的なダメージから回復して、やる気を取り戻した時が一番危ないという話です。
この時期はモチベーションが高く気分が高揚しがちですが、特別自分の能力があがっているわけでもないので、壁にぶちあたって一気に急降下してしまう事があります。
そんな時待っているのはさらに深い自己嫌悪の嵐です。

休養後の復帰する時期は慢心せずに、自分が不安定な状態であるという事を意識して行動しましょう。


わたしも心当たりがあるので気を付けよう思います。
ちゃんと心構えをもっていれば、なるべく落ち込まずに対応できるような気がします。

自己肯定感が低くなりがちですが、とにかく生きていることが一番大事です。
何の価値も無い自分なんてと思う時は、生きてるだけで偉いんだと思うくらいでちょうど良いと思います。

借金玉さんは何度も死にながらクリアするゲームに例えて、『死に覚えて生きて行く』という言葉で表現されていますが、失敗はするものなので、何度でもまたやり直せばいいんです。

発達障害と言えど、少しづつ発達している

あとがきに書いてある言葉なんですけど、我々は少しづつ発達しているんです。

普通の人の速度よりちょっと遅いだけです。
しっかり工夫や練習を重ねて行けば出来る事も増えます。

本書では当たり前に言われている事を『茶番』と称し『茶番センサー』を切ろうなんて話も出来ます。
まわりからはくだらないと言われるようなことでも、ちょっとしたことで生活が楽になったりするものです。

過激な主張も本の中には出来たりもしますが、ちょっとした生活を楽にするヒントがこの本には書かれているので、発達障害に悩んでいる人は一読してみるのも良いのでは無いかなと思いました。

まとめ

最後のお医者さんの解説にも書いてあるんですが、人によって症状や生活に困難をきたしているLvも違います。

もっと重度の症状に苦しむ方にはまねできない事や、借金玉さんの提唱するアドバイスが必要ない方もいます。

発達障害と診断を下されてはいないけれど、生活に支障を感じている人もいます。

自分自身がADHDで、本の中で例に出されている借金玉さんが悩んでいた症状に似ている事に躓いたり、自分自身が似たような対策を講じている事も有って答え合わせの様な気持ちで読み進めて行きました。

「そんなこと知っている」
「俺だって同じことしている」

本書を読んでそう思う方もいるかもしれませんが、改めて他人の経験や工夫を読むという事で、自分なりの再確認や意識付けに繋がる良い機会を得たなと思いました。

最後までよんでくれてありがとう。
本の内容とは関係ないけど、同じブロガー目線で見ると、文章の運びが上手で見習いたいなと思いました。

発達障害読書感想文
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ドジっ子をこじらせた結果ADHDであることが発覚。
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